蓄電池のさらなる進化

再び砂漠地帯にはいると、また保留地となるわけである。 (それでも、北海道では先住アイヌ民族に保留地域さえ残さなかった日本より少しましかもしれないが。
〉ところが、その荒涼たる保留地から天然ガスや核燃料鉱物などが出るとわかるや、たちまち保留地もふみこまれてしまった。 いまニューメキシコ州そのほかの先住民は、ラドンによるガン多発等でさんたんたる有り様だ。

全く同じことが、日本の誇る「美しい自然について進行中である。 国立や県立の自然公園は、「自然を大切に」とか「おるまいとるまい高山植物」といった営林署の立て札がよくあるが、営林署ほど日本の山を破壊、高山の植物たる原生林をごっそり「とった」ところはない.自然に人工的な手を可能なかぎり加えないで、本来の自然の姿を保存することを最大の目的として設定された。
ところが、その指定区域の、とくに重要な特別保護地区や第一種特別地域といった部分が、カネモウケの対象になるとわかるや、ロープウェーだの食堂だのをどんどん建設する計画がすすめられ、指定の意味などなくなってしまいつつある。

その具体例を、森吉山県立公園(秋田県)と八甲田山(十和田八幡平国立公圏内青森県)の場合について検討してみよう。
森吉山11県立公園にスキー場「開発」の魔の手がかかり原生林にリフトがかかる森吉山森吉山〈1454メートル)の上部一帯は、県立自然公園の第一種あるいは第2種特別地域に指定された所だが、ここに長大なロープウェーやリフトを何本もつけて、大規模なスキー場に開発しようという計画のあることが明らかになった。 秋田県自然保護協会(S会長)など秋田県内の自然保護関係5団体は、この計画をすすめている国土計画株式会社〈S系資本、T社長〉に対し、去年3985年)の11月はじめに公開質問状を郵送した。

県立公園特別地域内にゴンドラ式ロープウェーの駅や飲食店などが建てられ、さらに原生林のただなかを伐りひらいて山頂付近までリフトがつくられる計画案に危機感を抱き、自然保護対策について9項目の質問を提出したものである。 ところがこの開発会社は「開発の基本的事項が未確定でありますので、回答できる立場にありませんとして、公開質問状を返送してきた。
となると、「確定」してから回答することになり、それでは自然保護側としては遅すぎることになろう。

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